一般社団法人日本セーフコミュニティ推進機構(JISC)
セーフコミュニティの成果

セーフコミュニティで何が変わるの?

行政職員の意識と姿勢がかわりました
自治体職員は、重点課題に対する対策委員会の委員や事務局の立場でSCに関わるなかで、地域との協働体制が構築されましたし、取組みの成果を検証する意識が高まっています。

また、包括的に地域の安全課題に取組むために庁舎内で分野を超えた組織を設置することで「縦割り意識」がなくなってきました。

(〇〇市 市長)

協働によって効率的に取組みを展開できました
地域では、行政をはじめ様々な団体や組織が地域の安全のために取組んできたけど、それぞれが個別に取組んでいて、いわば「点」の取組みでした。

SCを通して、これらの方たちと情報や課題を共有する仕組みができました。また、一緒に取組みをすることで効率的に対策を進めることができ「線」や「面」の取組みになりました。

(〇〇市 交通安全協会代表) 

より多くの方にアプローチできるようになりました
プライバシーの問題もあって、私達は地域で困っている方がいても情報が限られていて、支援の輪を広げるのが困難でした。

ですが、市がSCに取組んだことで、様々な組織との接点ができたことで、私たちの活動もいろんな分野・組織の方たちにも知ってもらえました。おかげで、以前より多くの方への支援ができるようになりました。

(ボランティア団体 代表)
地域課題にあった事業を進めることができるようになりました
国から「地域の実情にあった取組み」を進めるように指示がありましたが、SCに取り組んでいたことですぐに重点的に取組むべき課題が明確になったので、速やかに助成金の申請を行うことができ、事業に必要な予算の確保ができました。 
(〇〇〇市 福祉事業担当)

国から取り組むべき項目のリストがだされています。これまでは、その全てを平均的に取組もうとしていましたが、SCを通して地域の実情に応じて濃淡をつけて取組む必要があることが見えてきました。今では、対策委員会の協議などを踏まえて、地域にあった取組みを進めています。 
(△△△市 自殺対策担当)
地域の取組みの成果を「見える化」できるようになりました
地域の方はいろんな形で地域住民の安全のために活動しています。毎日の防犯パトロールや登下校の見守りなど多くは地域住民のボランティアでなりたっています。

SC活動を導入することによって、「お疲れ様」だけでなく、「おかげさまでこんなに良くなっているよ」という取組みの成果を示すことができるのがありがたいです。
(△△△市 〇〇地区自治会会長)