一般社団法人日本セーフコミュニティ推進機構(JISC)
視察・トラベリングセミナー

スウェーデン SCトラベリングセミナー 見聞録10

リードショッピング 昼食後シュブデからリードショッピングへ移動する。
リードショッピングでは交通安全について講義を受ける。
この地域では牧場なども多く、道路との境界のフェンスの支柱には木材を使っている。フェンスに車がぶつかると、この支柱がフロントガラスを突き破るという事故が多いらしい。これを防ぐためにフェンスの支柱を木材から鉄製に換えているらしい。
交通安全 また新たな取り組みとして道路と歩道をミックスしたような交差点を作っている。
こうすることにより、双方がより注意を払いながら通行するので事故が減るという。逆転の発想だが、日本の運転マナーではなかなか難しいのではないか。
講義のあとは、道路政策の実態を街中を車で走りながら見た。市街地では所々わざと道路を狭くして減速するように仕掛けている。また、以前にも紹介したがハンプが点在している。歩道も広くとり、歩行者と自転車を区分している。 基本的に市街地ではあまりスピードも出さずに、大人しい運転をしている車が多く、クラクション音なども聞かない。
交通安全

スウェーデン SCトラベリングセミナー 見聞録11

LACKO CASTLE  街中を一通り巡ったあと、湖岸にあるLACKO CASTLEを訪れた。歴史ある古城らしく、館内の撮影は禁止であった。案内の方に城内を説明していただいた。中には壁に絵を描いただけの隠し扉の仕掛けなどがあった。古城の裏庭からみる湖面は静かで美しい表情を見せていた。
その日の夕食は市役所前にあるイタリアレストランということであったので、参加者一同は楽しみにしていた。ところが出てきたのは、大皿に3種類のパスタの盛り合わせという大胆なものであった。この一皿を2人で食べるらしい。その他に前菜やスープ、パンなどが出るのかと期待していたが、結局それだけであった。ツアー参加者の感想は異口同音で「他になにかもっと出るのかと思ったのにと」苦笑いであった。所変わればイタリア料理が異なるのか、予算の関係はわからない。今まで豪華な晩餐だったのでそのギャップが大きかったようである。
イタリアレストラン 

スウェーデン SCトラベリングセミナー 見聞録12

食事を終えてリードショッピングの市役所から徒歩5分程度にある当日の宿舎に向かう。
宿舎は駅前近くの2階建ての簡素なユースホステル。全室で18部屋程度。男女は別になっているが1階には男性用のシャワーブースが2つ、トイレが2つあり共有。女性も同様。部屋には洗面台があるだけ。シーツ、布団カバー、枕カバーも用意されているがセッティングは自分で行う。窓からは駅前の通りが見える。 長い人生で始めてユースホテルを体験。国内外とも未経験なのでそれなりに新鮮であるが、トイレのたびに着替えて出て行くのがやや面倒。ここで2泊する。 深夜の街中は静か。車や人通りはほとんどない。
イタリアレストラン 

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